買い付けに行ってきました!その3:多治見中国茶器

2005/06/05

買い付けに行ってきました!番外編:旅の楽しみ

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 旅行で遠くに来たときの楽しみは、ご当地の食べ物です。料理
 愛知万博効果で、瀬戸には雰囲気の良いレストランや喫茶店が増えました。名鉄の瀬戸尾張駅で降りると、町の真ん中を流れる瀬戸川には、一つずつ異なる釉薬を塗った「やきものの橋」がいくつもかかっています。川の両側には老舗の和菓子やさんや陶器屋さんに交じって、ガラス張りの真新しい建物もちらほら見えます。
 そんなひとつに瀬戸焼ミュージアムの入った「瀬戸蔵」があります。この1階にあるレストラン「蔵所」には登り窯があり、天井に渡した板には茶碗が並んでいて窯元の雰囲気です。まさに「瀬戸物」のカップで飲む柚子茶は格別でした。
 瀬戸蔵から目と鼻の先の銀座通り商店街にある「うおかね」さんの「鰻まぶし丼」は、瀬戸に行ったらぜひおすすめします。鰻を細かく刻んだ「ひつまぶし」は名古屋方面の名物ですが、こちらのおみせではひつまぶしを石焼ビビンバの石焼なべで出してくれます。おこげのご飯にお好みでコチュジャンを入れて鰻とまぜると、香ばしい音と香りで幸せな気分になります。
 また、万博の影響は赤津まできていました。前回来たときは食事ができるお店がなくて、ずうずうしくも窯元さんのところでごちそうになったのですが、今回訪れると、素敵なレストランができていました。
 赤津で有名な窯元さんの敷地内に建てられたレストラン「セブングレイズ」では、こちらの窯元さんの器でフランス料理がいただけます。シェフは名古屋の一流ホテルにいらした方でとても上品なお味です。サービスも申し分なく、名古屋方面からわざわざいらしてる方も多く、ランチタイムは大盛況でした。このほかにも甘味のお茶屋さんやおそばやさんもあり、窯元めぐりに疲れても、休む楽しみができました。笑顔
 多治見では、雑誌で紹介されていて以前から気になっていたうどんの「信濃屋」さんが偶然宿泊したホテルの近くに会ったので、最終日のお昼に行って見ました。あたりはのどかな住宅街なのですが、お店の前だけ行列で異様な雰囲気です。ひざとひざを突き合わせるようなちいさなお店の奥の座敷席に通されて、あったかいうどん、ころかけ(冷たいうどん)、そして支那そばの3種類しかないメニューから、あったいかいうどんところかけのハーフサイズをそれぞれ注文しました。やわらかいのに腰のある歯ごたえの麺と、かつお(?)のよくきいたお出汁がとてもよくからまって、初めて食べるおいしさでした。また、有名店にもかかわらず、お店のご主人をはじめ、みなさんとても腰が低く親切でした。
 2泊3日の忙しい買い付け旅行でしたが、合間においしいものが食べられると、ガゼンやる気が沸いてくるのでした。次回の買い付けも楽しみです。
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at 17:52│ その他 
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